[ポップインタビュー①】
100%"ボーカル的な長所、他のグループにも認められて"
グループ100%が4ヶ月ぶりにカムバックした。
2年3ヶ月という長い空白期、ファンたちの待つことを償ってくれるかのように、
あるいは渇きを満たしてくれるとでもするかのように、100%は日本活動を終えるやいなや、
国内カムバックのお知らせをサプライズ発表をして新しいアルバムを公開した。
100%は現在の新曲「어디 있니(Sketch U)」で活動中だ。
昨年10月発表したアルバム「TIME LEAP」以後、4ヶ月ぶりだ。
当時100%はタイトル曲「지독하게(Better Day)」で長い空白期を破って活動を再開したし、日本に渡っては、ショーケースをはじめとするプロモーション日程を消化してファンたちに会った。
その後の海外日程が終わるやいなや直ちに国内で再び新曲活動をはじめた。
忙しい日程だが、メンバーの顔はこれまで以上に明るかった。
「今、休む暇もなく活動を続けていますが、それが本当に気持ちいいです。
僕たちは空白期が長かったでしょう。本当に活動したかったです。
このように忙しく動くのが、長い間望んできたことなので、忙しい渦中でも幸せです。
また「어디 있니(Sketch U)」初放送以来、歌が良いと言ってくださる方が多くて、本当に気持ちいいです」(ミヌ)
「僕たちがダンス曲をしている中、今回はステージで歌だけなんですよ。
準備する時も、新しい気持ちで準備をしたし、自然に歌に感情を被せなければと思って活動を準備しました。
うまくいったようで気持ちがいいです。」(ジョンファン)
アルバムタイトル「スケッチブック」には、100%が絵の具と筆になって、愛がはじまる感じと終わる感じをすべて描くという意味を込めた。
また愛する恋人との瞬間を忘れたくなくてスケッチブックに記録しておくという意味も持っている。
特に、タイトル曲「어디 있니(どこにいるの)」は、100%の声を聞かせることに重点を置いた曲だ。
ステージの上でパフォーマンスを最小限に抑え、ひたすらメンバーたちの声に集中するようにした。
「ボーカル金持ちグループ」という修飾語があるほど、ボーカルのほうに特化されたグループであるだけに、その強みを十分に生かした。
「僕たちはこれまでダンスをしてライブを一緒にお見せしましたが、今回は歌だけ聞かせて差し上げるステージを準備する必要がありました。
アルバム全体的に歌に神経をたくさん使いました。
僕たちの強みをよく見せしようとするには、耳に集中できることに気を使われなければと思って、録音も修正を繰り返しながら心血を注ぎました。」(ミヌ)
「歌がとても高音です。
だから、高音部分が持つ訴求力のようなものを、さらに感じられるように気を遣いました。」(ヒョクジン)
「今回はダンスがないので、感情を見せる演技にさらに集中をたくさんしました。」(チャニョン)
100%が挙げた「어디 있니」の「キリングパート」は、耳がぱっと晴れたさわやかな高音部分と、メンバーの声が持つ魅力が際立つ部分だった。
ヒョクジンは「高音にポイントを合わせようとするなら、最後の前兆になる部分がキリングパートだと思います。
2節では、前兆となって音がより高くなるんですよ」と説明して、ロッキョンは「僕はミヌ兄の部分が本当によく聞こえます。
兄がぱっと盛り上げてくれて、ステージを集中して見たら本当によく聞こえるんです。」と伝えた。
100%は昨年「지독하게 (Better Day)」でカムバックし、「超高音」と「毒群舞」を打ち出した。
それだけ得意のボーカルラインの高音を存分に誇り、ファンの耳を完全に虜にする、魅力の強いステージを見せてくれた。
今回の新曲「어디 있니」もメンバーが「朝に歌うのは少しきつかったです」とふざけて言うほど、とても高い音域で成り立っている。
だから、ファンはボーカルラインのメンバーたちの喉の状態を心配したりもした。
「「TIME LEAP」のアルバム収録曲も高音だったけど、今回の曲はより高音です。
「지독하게 (Better Day)」の歌を初めて聞いた時も「どうしよう」と思ったけど、熱心に練習をするからライブをする時楽に歌いました。
今でも練習をたくさんして鍛錬になったようです。」(ヒョクジン)
「ドライリハーサルする時、緊張をたくさんして上がります。
リハーサルの時、他のアーティストの方々も待っておられるんですよね。
他の歌手の方々が聞いておられるからさらに緊張します。
お互いに少し競争意識があるから、上手にする姿をお見せしたい気持ちがあります。
前後のチームはインイヤーで聞いているんですよ。
僕たちはボーカルを強みに押すグループなので、その方々にも認められたいのです。
GOT7のジャクソンと知り合いですが「지독하게 (Better Day)」活動時に、「兄大当たり、超かっこいい」といってくれて良かったです」(ロッキョン)
100%の新しいアルバム「スケッチブック」を最初から最後のトラックまでずっと聞いていると特異な点を発見することができる。
歌詞とメロディが反転されている曲たちが聞く楽しさを倍増させてくれるという点だ。
タイトル曲「어디 있니(どこにいるの)」だけを見ても、別れた恋人をしのぶ別れの曲だが、メロディは明るい雰囲気で美しい。
「ある日」は沈んだような雰囲気を醸し出すメロディーが胸が痛い愛の物語を歌うようだが、歌詞を見ると告白を控えたときめきを話している。
3曲目「夢占い」は、別れを否定する内容であるがメロディーは軽快である。
「盛りだくさんの感じがあるアルバムであり、そのままで聞けば憂鬱なアルバムかと思えるのに、その中に告白の歌もあり、可愛いところが隠されている曲もあります。僕たちも歌いながらとても楽しかったアルバムです。」(ミヌ)
「タイトル曲は、別れた恋人をせつなく歌って探す悲しい内容なのに、メロディーは明るくて歌詞は悲しい。
ボーカルの高音のために、さらにせつなく聞こえるのがポイントである曲です。」(チャニョン)
「タイトル曲もいいけど、今回のアルバムは特に収録曲にも神経をとてもたくさん使いました。
録音も修正もたくさんして歌がみな良いです。」(ヒョクジン)
「タイムリープ」のアルバムも同じでしたが「スケッチブック」のアルバムは、メンバーが自信を持つほど、聞く人々の感性に触れて、耳元にぐるぐるまわる曲で満たされた。
アルバム収録曲の話をして、「ある日」で「特別な休みの日ではないけど、あなたがする返事によって、多分最も素晴らしい日になるだろう」という部分が特に良かったとほめると、「僕たちは味気ないと考えました。
「なぜ特別な休みの日を考えながら告白しなければならない?」と思いました。」(ジョンファン)
「僕たちはちょっと自信感のある歌詞だったら良いのに、しきりに子供のように恥ずかしがって、臆病な男の心情を描いた歌詞じゃないですか。録音しながら「もっと幼くなる」と笑いました。」(ロッキョン)
と愉快に自分の感想を伝えた。
このように「スケッチブック」のアルバムは、全曲がタイトル曲といってもおかしくないほど良い曲がトラックを満たしている。
その中で「어디 있니(どこにいるの)」がタイトル曲に選ばれた理由は何だろうか。
「インパクトがありました。
1度聞いた時に「어디 있니(どこにいるの)」という歌詞が僕たちに残ったことのようです。
また、僕たちが前に出すことができる強みが高音でボーカルなので、そのような点をアピールする良い曲だと思いました。」(ロッキョン)
「僕たちは少し壮大な重い曲が好きなようです。
僕たちの家族が「なぜお前たちはみな重くて壮大な曲を好きなんだ?」といいましたよ。」(ヒョクジン)
「僕たちはまだそんなに認知度があるグループではないから、静かな歌を歌えば、大衆の方々が僕たちを覚えられないようです。
だから、ポイントとなる部分を聞かせてあげられる曲を探すことになることのようです。」(ロッキョン)
「ステージをした時にぴったり爆発する感じがあってこそ、目がいくんですよね。
「어디 있니」を初めて聞いた時、「これタイトルだね」と思いました。
僕たちは、実際に100%を先にお知らせして、歌を聞くようにする認知度はないと考えて、歌で最初にアピールして、100%を見つけることができるようにするには、耳にすっぽり入ってくる曲をしなければならないと考えました。」(ミヌ)
②に続く
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